大阪の手数料券は4種類から選ぶ
ここでは大阪市を取り上げます。大阪市は手数料券を4種類だけ用意し、品目ごとにどの券を貼るかを決めています。
- 手数料券は200円、400円、700円、1,000円の4種類です
- 品目ごとに必要な券が決まっており、処理手数料一覧表で確認します
- 申込内容の変更とキャンセルは、収集日の3日前の17時までに済ませる必要があります
- 受付は月曜から土曜の9時から17時までです
券が4種類しかないぶん、金額の見当は付けやすい仕組みです。ただし品目ごとにどれを貼るかが決まっていますので、一覧表で調べる工程は残ります。同じ椅子でも脚の材質や大きさで券が変わることがあり、そこを間違えると当日に置いていかれます。
見落としやすいのが変更とキャンセルの締め切りです。収集日の3日前の17時を過ぎると、内容を直せません。引っ越しの日程がずれる、思ったより物が出た。そうした変化に、この3日前という線が追いつかないことがあります。
堺市は最大の長さがおおむね30センチを超えるものを粗大ごみとしており、大阪市より低い基準です。処理券は400円から2,000円までの5種類で、大阪市の4種類とは金額の刻みが違います。受付は土曜も13時まで開いています。
出典: 大阪市 粗大ごみの申込み / 堺市 粗大ごみ
大阪の市が危険物として断るもの
大阪市は収集しないものを5つの区分で示しています。危険物のほかに、資源として別に集めるものが含まれるのが特徴です。
- エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電リサイクル法対象品は、粗大ごみでは扱いません
- 蛍光灯管は粗大ごみではなく、別の区分で回収します
- 資源にできる古紙も、粗大ごみとしては出せません
- ガスボンベ、消火器、灯油といった危険物と、事業活動から出たごみも対象外です
- 堺市はテレビやエアコンなどの特定家庭用機器に加え、バイクも収集していません
危険物が外れる理由は明快です。ガスボンベは残ったガスに引火し、灯油はこぼれれば収集車の火災につながります。消火器は内部に圧力がかかったままで、破砕すると弾けます。蛍光灯管が別扱いなのは水銀を含むためで、割れると回収そのものが難しくなります。
大阪府は集合住宅が密集し、間口の狭い長屋や路地の奥の住まいも数多く残っています。車が家の前まで入らない場所では、粗大ごみを指定の場所まで運ぶこと自体が仕事になります。そこへ3日前という変更の締め切りが重なると、予定の立てにくい片付けほど市の制度を使いにくくなります。
即日不用品回収センターは、券の種類を調べていただく必要がありません。危険物として断られる灯油やスプレー缶も、家財と同じ日にお預かりします。軽トラックで入れるところまで寄せ、そこから先は台車と手運びで運びます。往復が増えても追加の費用はいただきません。
出典: 大阪市 粗大ごみの申込み / 堺市 粗大ごみ
大阪で締め切りと路地のどちらが問題か
決め手は、3日前の締め切りに間に合うかどうかと、車が家の前まで入るかどうかです。
市の収集が向いている方
- 収集日と出す品が、3日前の時点で確定している
- 一覧表で券の種類を調べる手間をかけられる
- 集積所まで、ご自分で持っていける
- 平日か土曜の日中に電話ができる
即日不用品回収センターが向いている方
- 引っ越しの日程が動きやすく、直前まで確定しない
- 路地が狭く、家の前まで車が入らない
- 灯油やスプレー缶など、危険物として断られたものがある
- 券の種類を1点ずつ調べる時間がない
- 夜しか連絡が取れない
券の額面まで見当が付いている方は、市への申し込みで足ります。いちばん安い区分は200円ですから、費用の面で業者が勝てる場面ではありません。
日程が動く、路地が狭い、危険物が出た。どれかに当たるようでしたらお声がけください。前日でも当日でも内容を変えられます。夜のうちにLINEやフォームで送っていただければ、翌朝にはお返事します。




