石川の粗大ごみには上限と下限がある
ここでは金沢市を取り上げます。金沢市は上限と下限の両方を数字で決めていて、小さすぎても大きすぎても対象から外れます。
- 一番長い辺が70センチ以下のものは、有料戸別収集の対象になりません
- 長さ2メートル以上のものは、市では収集できません
- 重さ55キログラム以上のものも、市では収集できません
- 支払いは処理券のほか、クレジットカードとPayPayによるオンライン決済が選べます
70センチという下限がありますので、小ぶりな棚や座卓は粗大ごみになりません。燃やすごみか埋立ごみとして出すことになります。逆に2メートルを超える長いもの、55キログラムを超える重いものは、市の手に負えない範囲として断られます。この上下の枠から外れたときに、行き先を自分で探すことになります。
金沢市はLINEからも申し込めて、支払いも画面で完結します。手続きの軽さでは県内でも進んでいるほうです。ただし品物を搬出場所へ出す期限が収集日の午前8時30分と決められていますので、重い家具を朝のうちにご自分で運び出せるかが使えるかどうかの条件になります。
白山市は市の戸別収集そのものがありません。松任石川環境クリーンセンターへ予約して自分で運ぶか、許可業者へ依頼するかの二通りです。市境をまたぐだけで、頼み方が根本から変わります。
出典: 金沢市 有料戸別収集 / 白山市 粗大ごみ
石川の市が資源として別に集めているもの
金沢市の有料戸別収集から外れるのは、法律で引き取り先が定められた家電と、資源として別の区分で集めているものです。
- 家電リサイクル法の4品目、すなわち冷蔵庫・冷凍庫と洗濯機・衣類乾燥機、テレビ、エアコンは有料戸別収集の対象になりません
- 家庭で使っていたパソコンは、資源有効利用促進法に沿ってメーカーが回収します
- 金属製品、小型家電、プラスチック資源は、資源として別の区分で集めています
- 長さ2メートル以上または重さ55キログラム以上のものは、寸法の枠から外れて対象になりません
資源として別に集めているものが混ざると、申し込みの段階で分けるよう求められます。金属の脚が付いた家具や、小型家電に当たる品は、そのまま粗大ごみに出せないことがあります。1点ずつ素材を見て仕分ける手間が、片付けの前に発生します。
石川県は町家や古い日本家屋が残る地域で、間口が狭く通り庭を抜けないと表へ出られないお宅があります。ここに午前8時30分という搬出の期限が重なると、朝のうちに重い家具を一人で運び出すことは現実的でなくなります。白山市に至っては、そもそも運ぶ車と人手を自分で用意しなければなりません。
即日不用品回収センターは、素材で分けていただく必要がありません。金属も小型家電もプラスチックも、同じ車に積みます。搬出の時間帯もご都合に合わせますので、朝に動いていただく必要はありません。町家では柱と敷居に当て物を挟み、通り庭を抜ける順序を先に決めてから運び出します。
出典: 金沢市 有料戸別収集 / 白山市 粗大ごみ
石川で朝の搬出ができるかどうか
見るべきところは、朝8時30分までに表へ出せるかどうかと、お住まいの市に戸別収集があるかどうかです。
市の収集が向いている方
- 収集日の朝、決められた時刻までに表へ出しておける
- 出すものが70センチを超え、2メートル・55キログラムの枠に収まる
- 素材ごとに分けて申し込む手間をかけられる
- 金沢市など、戸別収集のある市にお住まいである
即日不用品回収センターが向いている方
- 朝のうちに重い家具を表へ出すことができない
- 白山市のように戸別収集がなく、運ぶ車も人手もない
- 間口が狭く、通り庭を抜けて出せるか判断がつかない
- 70センチに満たないものと大きいものが混ざっている
- 枠から外れる長いもの、重いものが出た
上の欄がそろう方は、金沢市の制度で足ります。画面だけで手続きが済み、支払いもカードで完結します。
下の欄に心当たりがあれば、ご連絡ください。搬出の時間帯はご希望に合わせます。古い建具のあるお宅では、先に外してから通す段取りを組みますので、間口の狭さを理由にお断りしたことはありません。




